こんにちはロウシです。
今回は大作家シェイクスピアの最高傑作ハムレットの紹介と解説をしていきます。
私もこの「ハムレット」を読むまではシェイクスピアはすごく難解というイメージがありました。
ところが読んでみたら全然難しくない。
ぜひこの記事を読んで「ハムレット」を読みたいと思ってください。
ストーリーの神と言われているシェイクスピアの最高傑作はどのような作品なのでしょう?
今回の記事を読んででわかることはこういったことです。
- シェイクスピアとはどういった人物か
- 「ハムレット」のあらすじ
- 「ハムレット」の登場人物
- 「ハムレット」の魅力
この記事の要点が知りたい方は目次からまとめへ飛んでください
ウィリアム・シェイクスピアとは
wikipediaより引用
ウィリアム・シェイクスピア(1564~1616)はイングランド(今で言うイギリス)の劇作家です。
イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもっとも優れた英文学の作家だと言われています。
また彼の作品は初期近代英語の実態をしる上での貴重な言語学的な資料でもあります。
彼の主な著作は、「ハムレット」、「オセロー」、「リア王」、「マクベス」などの四大悲劇や
「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「ジュリアス・シーザー」などです。
彼の著作は全てが傑作と言われています。
今の全ての漫画やアニメ、映画などに影響を与えたと言われています。
私の推測ですが、ストーリーを作るような仕事をしているほとんどの人はおそらくシェイクスピアを読んでいると思います。
それほどシェイクスピアの影響力がすごいということです。
また今の英語などにもシェイクスピアの影響があると言われています。
そう考えると、言語に影響を与えているシェイクスピアはすごいと思います。
さて、そんな天才の人生はどのようなものだったのでしょうか。
彼は1546年にイングランドのストラトフォード=アポン=エイヴォンに生まれました。
彼の父は皮手袋商人で非常に裕福だったそうです。
シェイクスピアの幼少期は非常に謎が多くあまりよくわかっていません。
さらに彼の誕生日なども正確にはわかっていません。
その後成人すると最初は俳優として活動していましたが、だんだんと脚本を書くようになりました。
その後才能を開花させ、数々の名作を世に送り出しました。
彼は「100名の最も偉大な英国人」で5位になりました。
死後数百年たった今でもかなり偉大な偉人として世に受け入れられています。
次はハムレットについて解説します。
ハムレットとは
「ハムレット」はシェイクスピアの四大悲劇の一つです。
シェイクスピアの作品の中の最高傑作と称されている作品です。
私もシェイクスピア四大悲劇の中では1番おもしろいと思います。
けど難しいんでしょ?と思う方もいると思います。
そんな人に朗報です。
実はシェイクスピアの作品は正確に言うと小説ではないのです。
どういうこと?と思った方はごもっともです。
シェイクスピアの作品は戯曲といわれる形で物語が進んでいきます。
戯曲というのは映画の脚本みたいに、キャラクター同士がセリフを交互にかわす形式で書かれた作品のことです。
戯曲を書く人のことを劇作家と言います。
戯曲について詳しく気になる方はググってみてください。
話を戻すと、戯曲というのは映画の脚本みたいなのでめちゃくちゃ読みやすい。
キャラクターのセリフだけで物語が進んでいくのですごく読みやすいです。
読書になれていない人も読めるぐらい簡単です。
私はこの「ハムレット」を読んだ後なんでシェイクスピアを今まで読まなかったんだと感じました。
シェイクスピアの四大悲劇は全ての人に読んでほしいです。
それほど良い作品です。
まさに読まないと人生を損する作品だと言えるでしょう。
じゃあ「ハムレット」ってどういう話?という方のために名作「ハムレット」のネタバレせずにあらすじを書いていきます。
「ハムレット」のあらすじはこんな感じです。
父の亡霊に会ったハムレットは実は父はクローディアス(ハムレットの叔父)に毒殺されたことを知り復讐に走るが・・・・
これがあらすじです。
めちゃくちゃおもしろそうでしょ!?
このストーリーの感じが普通に漫画とかにあると思います。
この「ハムレット」は読みやすくてストーリーも非常におもしろいし、深く読めば人生の教訓について気づくことが出来る作品だと思います。
「ハムレット」ってどういう人たちが出てくるの?と感じる方もいるはずです。
実は「ハムレット」やシェイクスピアの作品の良さに名前が覚えやすいというのがあります。
ドストエフスキーみたいに名前が長くないし言いにくくないので、すぐ名前が覚えられます。
今から主要な登場人物を書いていきます。
これが主な登場人物です。
クローディアス・・・デンマークの現国王。
ガートルード・・・デンマーク王妃にしてハムレットの母。
ポローニアス・・・王の右腕。侍従長。
レアティーズ・・・ポローニアスの息子。オフェリアの兄。
オフェリア・・・ポローニアスの娘。ハムレットの恋人。
先王ハムレットの亡霊・・・先代のデンマーク国王。クローディアスの兄。ハムレットの父。
主な登場人物はこれだけです。
びっくりするほど主な登場人物が少ないです。
しかも名前も割と覚えやすい。
本当にシェイクスピアはすごいとおもいます。
上に書いた登場人物の流れを追えばストーリーは絶対楽しめるはずです。
ハムレットを読んで学べる事
今から「ハムレット」を読む事で何が学べるかを書いていきます。
ここに書いていく事はあくまで私の感じたことです。
もちろんここに書いてあること以外でもたくさん学べる事はあるとおもいます。
ストーリーの作り方を学べる
最初にストーリーの作り方を学べます。
今のあらゆるストーリーに影響を及ぼしたシェイクスピアの作品を読めば絶対にストーリーの作り方を学べます。
ストーリーの作り方を学びたかったらシェイクスピアを読め!と私は思います。
ストーリーを作るすべてのひとはこの「ハムレット」を読む必要があるとわたしは思います。
どうやったら人の心を惹きつけられるストーリーを作ればいいんだ?と思うゲームクリエイターなど人もぜひ読んでみることをおすすめします。
悲劇とは何かを学べる
次に悲劇とは何かを学べます。
私はこの「ハムレット」を読むまで悲劇が具体的にどういうものか知りませんでした。
しかしこの「ハムレット」を読む事で悲劇の何が悲劇なのかをしることができました。
わたしは悲劇とは、全く報われない話だと思います。
この私の悲劇についての考え方はシェイクスピアの作品を読んで考えるようになりました。
余談ですが、悲劇といえばギリシア悲劇の「オイディプス王」などもおすすめです。
人間の醜さを知れる
次に人間の醜さを知れます。
これは正直シェイクスピアに限らずあらゆる文学でそうだと思います。
王位継承での骨肉の争い、復讐の醜さ。
そういう事を描くのが「ハムレット」です。
人間って何百年も昔から大して変化してないんだなーと思います。
醜さとは何かを知りたい人はぜひ読んでみてほしい作品です。
戯曲とはどういった物かを知れる
最後に戯曲とはどういったものかしれます。
戯曲ってどういう形式で書かれた本なの?と思う方は「ハムレット」さえ読めます。
私は戯曲ってどういうものか全然知りませんでした。
ですがこの「ハムレット」を読む事で知れました。
私が読んだ中でいいと思った戯曲をすこし書いておきます。
私が良いと思った戯曲は、「ファウスト」、「リア王」、「オセロー」、「マクベス」です。
ちなみに「ファウスト」はゲーテの作品です。
ハムレットがおすすめの人
「ハムレット」を読んで楽しめるのはこういう人たちです。
- 文学に興味がある人
- 戯曲に興味がある人
- 教養をつけたい人
- とりあえずおもしろい物語を読みたい人
- シェイクスピアを知りたい人
- どや顔でシェイクスピアを語りたい人
- 生きていて苦しいと思う人
- 人生哲学に興味があるひと
これらに当てはまる人は絶対に「ハムレット」を楽しめると思います。
ハムレットがおすすめではない人
「ハムレット」を読んで楽しめないのはこういう人たちです。
- 文学に興味がない人
- 教養に興味がない人
- 戯曲に興味がある人
- 全人類に興味がない人
これらにあてはまるひとはおそらく読んでも楽しめません。
ハムレットを読んだ感想
「ハムレット」を読んだ感想を一言であらわすと、
これが感想です。
すこし付け足すのなら、
ハムレットは結構かわいそうです。
まとめ
- ウィリアム・シェイクスピアはイングランドの劇作家
- 「ハムレット」はシェイクスピアの四大悲劇で一番最初につくられた
- 「ハムレット」は非常におもしろいし読みやすい
- シェイクスピアの作品は基本的には読みやすい
- シェイクスピアの作品は戯曲という形式で書かれている
- 戯曲は映画の台本のようにセリフが交互に書かれている
- 「ハムレット」は登場人物の名前が覚えやすい
今回は「ハムレット」についての記事でした。
この「ハムレット」はかなりの名作なので、ご興味があればぜひご一読ください。