こんにちはロウシです。
いつも記事を一読してもらってありがとうございます。
社会問題のような難問はどういう風に考え、解決すれば良いのでしょうか。
論理的に考える?、水平思考をする?それもいいでしょう。
ですが今回紹介するのは違う思考法です。
この考えは社会的ジレンマのような問題を解決する糸口を与えてくれると思います。
今回は『現代思想入門』から私が学んだ思考法を紹介します。
この記事でわかることはこういったことです。
- 脱構築とは何か
- 『現代思想入門』の魅力
- 『現代思想入門』がおすすめの人
問題を解決するのに必要なたった一つの思考法

問題を解決するのに必要な思考法とは何なのでしょうか。
結論から申し上げます。
それは「脱構築」的な思考です。
脱構築ってなに?と思ったかたが多いと思います。
この『現代思想入門』では、
簡単に言っておくなら、物事を「二項対立」、つまり「二つの概念の対立」によって捉えて、良し悪しを言おうとするのをいったん保留するということです。
千葉雅也(2022)『現代思想入門』講談社(p.25)
つまり、脱構築とは良し悪しや、美醜のような二つの概念の対立によって考えるのを保留するということです。
この「脱構築」的な思考がどうして難問を解決するのに必要なのでしょうか。
それは簡単です。
この世界の問題、特に政治や社会問題は簡単に良し悪しが決めれないし存在していないからです。
例えば政治なら、我々はどうしても、良い政策、悪い政策があるように感じます。
しかしそれが本当に良い政策かはその世界をやりなおして確かめないとわかりません。
なんならどちらも失敗だった可能性もあります。
選択肢を二つに絞ると間違える確率が上がるという話もあります。
つねに三つ以上の選択肢を用意することが必要です。
そのときに「脱構築」的な思考がやくに立つのです。
問題を解決するのに必要なたった一つの思考法を身につけるには

ではどうすれば「脱構築」的な思考を身につけられるのでしょうか。
それは常日頃から第三の選択肢を考える癖をつければいいのです。
政治についてあるいは生命倫理について考えるとき良い悪い以外の立場から考えるようにすればいいのです。
それを意識的に行っているうちにそれは無意識的なものに変わっていきます。
「脱構築」的な思考は世の中を客観的に見るのにすごく役立ちます。
よいでもわるいでもないまさに「善悪の彼岸」に立つべきなのです。
補足1・・・ニーチェの著作『善悪の彼岸』という本のタイトルは、「善と悪の彼岸」という意味ではないとニーチェ自身が言っています。
補足2・・・勘のいい方なら気づくと思いますが、「脱構築」的な思考が良いというのも一種の二項対立で脱構築できていません。
これが「脱構築」という概念の難しいところです。
<こんな人におすすめ>

『現代思想入門』はこんな人におすすめです。
- 脱構築について知りたい人
- デリダ、ドゥルーズ、フーコーについて知りたい人
- 現代思想を知りたい人
『現代思想入門』のオススメ3ポイント
脱構築について知れる

一つ目のオススメポイントは、「脱構築について知れる」です。
脱構築という概念は難しいです。
ですがこの本は、「脱構築とは二項対立で物事を考えるのをいったん保留する」ということとわかりやすく教えてくれます。
この本は現代思想において重要な思想家(デリダ、ドゥルーズ、フーコー)を脱構築という観点から解説してくれています。
脱構築という一つの観点から現代思想を語る本は私が知ってる限りこの本一冊です。
現代思想についてのわかりやすい解説が読める

二つ目のオススメポイントは、「現代思想についてのわかりやすい解説が読める」です。
この本はとにかくわかりやすいと思います。
でも内容はしっかりしているそこが魅力です。
難解でしょうが無い、デリダやドゥルーズの思想をわりとわかりやすく解説してくれています。
ただ一つ一つの解説はそこまで詳しいわけではないので、一人一人を詳しく知りたいなら他の本も一緒に読むべきです。
ですが、入門としては最適だと思います。
現代思想の読み方を知れる

三つ目のオススメポイントは、「現代思想の読み方を知れる」です。
「現代思想の読み方を知れる」は地味にありがたいです。
というのも、現代思想の解説の本は世の中たくさんあります。
ですが、現代思想の読み方を教えてくれる本はあまりありません。
そういった事を知れるのもこの本の魅力です。
まとめ
- 問題を解決するのに必要な考えは「脱構築」的思考
- 脱構築とは二項対立で考えるのを保留すること
- 『現代思想入門』は現代思想の入門に最適
今回は『現代思想入門』についての記事でした。
この記事に載せれていない内容もたくさんあります。
ご興味があればぜひご一読ください。